レシピブログ☆湯葉料理 さわらもどき
こんにちは。
9月になってからはすっかり秋の気候になり、涼やかな風が吹くようになりました。
秋といえば、食欲の秋、読書の秋、運動の秋などいろいろ楽しい季節ですが、
皆さん、今年はどんな秋にしたいですか?
さて、今月のお料理レシピですが、少し珍しいお料理のご紹介です。
「鰆もどき(さわらもどき)」という湯葉のお料理です。
さわらは「春の魚」と書くように、春から初夏が旬、また関東では、「寒鰆」といって真冬に食べることもありますね。
ところが、その旬と旬の間の時期に食べられる「さわら」。
一風変わっていて食感も面白い「さわらもどき」のお料理レシピ、ぜひご覧ください。
<湯葉料理 さわらもどき>
<材料>
長ネギ35g、生身(魚のすり身)60g、人参30g、板のり1/2枚、乾燥湯葉1/2枚(20センチ角)、木綿豆腐70g、ごま油 少々、生姜20g、塩 小さじ1/2杯、薄口醤油 小さじ1/2杯、大和芋おろし
【たれ】みりん108cc、薄口醤油36cc、白みそ36cc、卵黄2個分
【付け合わせ】山桃蜜、うなぎ辛煮
<作り方>
1. 長ネギと生姜はみじん切りに、人参とすりおろしておく。
2. 生身、木綿豆腐、大和芋、長ネギ、生姜、人参をよくあわせる。
3. 広げたラップの上に戻した乾燥湯葉を塗り、板のりをのせる。
4. 湯葉を集めてさわらの形になるようにラップで巻き、90℃の蒸し器で18分蒸す。
5. 蒸し器から出したらよく冷まし、輪切りにする。
※そぎ切りのようにすると、よりさわらの切り身の形に近づきます。
6. 網にかけ、たれを三塗りながら焼き上げる。
7. お好みの野菜や煮物などを添えて、完成。
見た目はまるでさわらの切り身のようですが、食べるとほんのり海苔の香がするまろやかなお味です。
青魚の独特な風味が苦手な方などにもオススメです。
ぜひお試し下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
<レシピ提供>
銀座割烹 里仙 鈴木良二料理長
数々の割烹、旅館で料理長を歴任し、現在は銀座割烹里仙の開店当初から料理長として就任し、銀座の街に愛される割烹料理を提供していいる。
全国技能士会連合会認定の『日本料理マイスター』を持ち、日本料理研究会では師範を務める実力派の料理人。
銀座割烹里仙
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