敬老の日の始まり
こんにちは。
このところ、朝や夜にはすっかり涼しくなって、すずむしの心地よい声が聞こえるようになりました。
暑さが落ち着くと、外出するのも楽しくなってきますね。
さて、今週末は「敬老の日」です。
敬老の日は「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」という思いから、始まった日です。
現在では、「敬老の日」から1週間を「老人週間」として、普段あまりお年寄りとかかわることの少ない子供たちも、老人ホームを訪問したり、昔の遊びをテーマに交流をしたり、いろいろな場所でイベントが開かれています。
お年寄りのする話というのは、実はたくさんの経験から導き出された知恵、ということが多くあります。
「お盆を過ぎてから海で泳ぐと、幽霊に海へ引っ張られてしまうよ。」と昔の人はよく言っていましたが、今では、サーファーの人など、あまり気にせず泳いでいる人もいます。
実は、現代になって、お盆を過ぎると離岸流(沖に向かって流れる強い潮)が出やすくなって海でおぼれる人がでる、ということが分かってきて、お盆過ぎの海に近づかないのには、科学的な理由もあったともいわれています。
なるほど、昔からの「いいつたえ」も根拠のある「知恵」なんですよね。
「敬老の日」は長寿のお祝いでもありますので、これを機会にゆっくり食事を囲みながら、昔の話をたくさん聞いてみてはいかがでしょうか?
新しいアイディアや悩みを解決してくれる糸口が見つかるかもしれません。
どうぞたくさんの世代でおじいちゃんおばあちゃんを囲んで、楽しい週末にして下さい。
今週も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
思い出をより彩り豊かなものにするお手伝いがしたい
正直屋のケータリング
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