お食い初めを祝うプレゼントの選び方|お祝い金を贈る場合の相場は?

お食い初めで集まる際にはプレゼントが必要なのはご存知でしたでしょうか?まだお食い初めをやった事がない、参加した事がない方はその辺の事情は分からないですよね。出産祝いではあれをあげたし、今回はどんなプレゼントがいいんだろう?とお悩みの方にはこんなものがあるんだ、きっと喜んでもらえる!といった品物をご紹介していきたいと思います。お食い初めにお呼ばれしてるけど、プレゼントをまだ買ってない、という方は是非参考にしてみてください。プレゼントをする物にもよりますが、注文してからにお届けまでに日数がかかる商品もあるので、予め予約するなど準備しておくと安心ですよ。

 

お食い初めのお祝いは何がいい?

結婚祝いには新生活に必要なもの、出産祝いにはおむつやスタイ、おもちゃなど、贈り物をするのが好きな方はきっといくつかの定番パターンを持っていますよね。しかし、お食い初めの時のお祝いプレゼントは何を用意したらいいのか、いまいちピンとこない、なんて方にも安心していただける様にご紹介致します。

 

お食い初めは赤ちゃんの成長を祝うためのもの

お食い初めとは、赤ちゃんの生後100日~120日くらいに行うお祝いの事です。各地によってその行事の呼び名も違い、「百日祝い(ももかいわい)」とも言われています。そのお祝いの中では日本の和食の基本である、一汁三菜の祝い膳と呼ばれるごちそうを用意し、「赤ちゃんが大きくなっても一生食べる事に困りませんように」といった願いをこめて、大人が赤ちゃんにご飯を食べさせるまねをします。その儀式が終わったら、歯固め石と呼ばれる石やタコを使って、歯固めの儀式と呼ばれる健康で丈夫な歯が生えてくるよう願う儀式が行われます。儀式と聞くと大変そう、と思われがちですが、古くから日本に伝わるお祝い行事で、近年ではお店で親族が集まってワイワイとお祝いの食事をしたり、自宅で手作りの料理と鯛を準備してリラックスして楽しんでいる方がいらっしゃったりします。芸能人の若い世代のママやパパもSNSでお食い初めの当日の写真を投稿していたりとだんだんとお食い初めを知っている方も多くなってきているようです。

お食い初めにはお祝いが必要

主役の赤ちゃんのお祝いですが、親戚などのお食い初めのお祝いに招待された場合には、お祝い金かプレゼントを持参していくのが良いとされています。例えばお祝いに招待されていて、予めお祝いに備えてプレゼントを用意していて、もしも行けなくなってしまった場合にも、お祝いを贈ると喜ばれます。その日程の近くで会えるのであればまたの機会にお渡しするのもいいですし、なかなか会えないようであれば郵送などで送ると相手には大変喜ばれますよ。

 

お食い初めに贈るプレゼントの例と注意点

プレゼント選びは貰った方が喜んでくれそうな物を考えると思いますが、それもなかなか難しいですよね。お食い初めの時に贈るプレゼント、となるとなんとなくおもちゃより食器など食べ物に関係するものなのかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。それではプレゼントの例と注意点をご紹介します。

 

プレゼントの例

お食い初めの当日に使用できる食器セットや、これからの育児にも必要なスタイや離乳食セットとか、記念に残る銀のスプーンなど、これから使用できるものが良いでしょう。赤ちゃん用の食器では木や竹で出来たナチュラルな雰囲気なものや、プラスチックやシリコンで出来た、落としても割れにくく丈夫なかわいいキャラクター物や動物柄などの食器を使う人が多いのに、銀のスプーン?と思う方もいるかと思いますが、西洋では赤ちゃんの幸せを願って銀のスプーンを贈る習慣があるそうです。銀の純度はシルバー950~シルバー999の純度高い方が良いとされています。儀式では基本的には箸を使いますが、スプーンの形状は、当日に使ってもらうなら親や祖父母が食べさせる真似をするので普通の形状で、赤ちゃんが大きくなってから使ってもらうなら、持ち手が輪っかになっているものがいいでしょう。スプーンに名前が刻印出来るサービスを行っているお店もあるようで、思い出に残りますし、名前入りのプレゼントは何歳になっても嬉しいですね。

プレゼントを選ぶ際の注意点

赤ちゃん用のお洋服はサイズも小さくてデザインも可愛いものが多く、これを着てもらいたい!と思ってお洋服をプレゼントする方も沢山いらっしゃるかと思いますが、ベビー服の好みは分かれやすく難しいので、ベビー服をあげる場合には事前に好きなブランドを聞いておくといいでしょう。また、お洋服のサイズは3,4カ月でも赤ちゃんの成長具合により変わってきますので、せっかく贈った物が大きすぎてサイズが合わず、今シーズンに着られなかった、なんて事になったら贈る側も受け取る側も悲しいですよね。ですので、予めサイズの確認しておくことをおすすめします。お洋服のブランドによってサイズ感が違う場合もあるので、詳しく聞いておけば、その日からでもすぐに着てもらう事が出来るでしょう。

もしプレゼント選びに迷ってしまったら、直接欲しいものがないか聞いてみるといいでしょう。貰うママも喜びますし、贈る側も喜んでもらえるのは嬉しいですよね。

 

 

プレゼントではなくお祝い金を贈る場合

お祝いといえば何かお祝い品をあげるプレゼントのイメージですが、お祝い金を贈る方もいらっしゃいます。何をあげたらいいのかわからない場合はお祝い金をお渡しするのもひとつの方法です。その場合はどのくらいの金額を贈るのかなど、一般的な相場などについて詳しく説明してゆきます。

 

お祝い金の相場

一般的な相場はお食い初めの食事の代金を目安とします。一般的には5,000円~1万円程度とされています。お祝いの食事をする会場によって金額の目安が変わるため、あらかじめどのくらいの金額か聞いてみても良いでしょう。

お祝いの熨斗袋

お祝い金の渡し方

お祝い金は結婚式の時などと同じで、熨斗(のし)袋に入れてお渡しします。水引は紅白の蝶結びです。素敵なデザインの熨斗袋がいろいろありますが、水引を間違えないように気をつけましょう。表書きの上段に「祝御食い初め」などと記載して、当日お会いした時にお渡しするようにします。

 

プレゼントはシーンによって様々

一年を過ごしていると家族や友達や親戚にプレゼントするシチュエーションは意外と多く、お誕生日プレゼントや記念日のプレゼント、結婚や出産、引っ越し祝い、クリスマスプレゼントやバレンタインなどの季節のプレゼントまで、その時の相手の状況や時期・好みによって、プレゼントする内容は変わると思います。お食い初めのお祝いのプレゼントもそれは同じで、自分好みのアイテムをプレゼントするのではなく、その赤ちゃんやパパ・ママの事を想像してプレゼント探しをしましょう。プレゼントする相手が喜んでいる姿を想像しながらプレゼント探しをするのは楽しいですよ。誰かに何かを贈る事に慣れていないという方でも、お食い初めのお祝いに招待されるほどの仲なのであれば、今欲しい物はある?と聞いても問題はないでしょう。リクエストされた品の中から選んでプレゼントしてみましょう。名入れや日付の入ったギフトは記念にもなりますし、赤ちゃんが成長したら思い出話にも出来ますね。家族で写真を撮影しておくのも忘れずに!

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