SDGsの取り組み

SDGsの取り組み

私たちが目指すSDGsとは

私たちが目指すSDGsとは

人種、年齢を問わず万人が生きる基本となる「食」。私たち東京正直屋は、長年にわたりケータリング、外食、受託レストラン・給食、通販、物流を通じ、「食」を中心とする事業に携わってまいりました。「天然自然の理にかなった経営」を理念に、本物の「食」を提供することがお客様の満足に繋がり、私たちを幸せにするという大きな循環が、企業としての大きなイメージです。

企業の指標として、ISO14001を2006年3月に、ISO9001を2011年6月に取得。以後、毎年更新を行いながら環境保護、安定した製品づくりに即した事業展開を行ってきました。また、HACCPに基づき、徹底した食品安全管理のもと、安心・安全なものづくりに取り組んでいます。

このたびのSDGsが提言する指標は、私たちのビジョンや事業の一つ一つが非常に深く結びついていることを感じます。総合フードサービス産業として事業活動を行うなかで避けて通ることのできないフードロス、エネルギーやさまざまな資源の消費、雇用に関わる多くの問題。その解決に真摯に向き合うことは、食に関わる企業にとって重要な責務です。

当社は、「食」を通じてこうした社会問題の解決に取り組みながら、社会とともに持続的に成長してまいります。

「食」に関わる企業の責務として、2025年までにフードロスを50%削減

「食」の業界においてフードロスの問題は深刻です。
当社ではあらゆる角度からその問題解決に取り組んでいます。

まず、生産数量や棚卸の精度向上、材料発注ロットの見直し、賞味期限管理の徹底を行うことで見込み仕入れをなくし、過剰在庫や賞味期限切れによる廃棄の削減を図っています。 高品質の凍結が実現できる急速冷凍機(プロトン凍結機)を導入し、おせち料理や受託生産などに活用しています。料理を温度帯で管理することで賞味期限が延長でき、フードロス削減に確実に成果を上げています。日々の受注に応じて生産を行うケータリング料理では、作り置きできるものは計画的に生産し、お客様に提供することで、ロスの発生を抑えています。
食材については、お客様の日々の要求に応えるためある程度の在庫が必要です。これには、料理内容に差し支えない範囲で食材の代替を行うなど、効率よく食材を使う工夫で在庫ロスを削減しています。食材カット時のロスを減らすためには、例えば仕入れ先に肉の成形の工夫を依頼するなど、協力会社との協働でロス削減に取り組んでいます。
また、子ども食堂への在庫おせち料理の提供、災害時に被災者への食の提供、在庫食材を業者弁当に再利用するなど、さまざまな模索を行っています。

「食」に関わる企業の責務として、2025年までにフードロスを50%削減

エネルギー資源の有効活用にあらゆる努力を

ISO14001に基づき、「自分たちができることはなんでも実践」の姿勢で省エネに配慮した取り組みを行っています。
環境負荷削減効果の高いLED照明への切り替え、パソコンや部屋等の電気消し忘れ・蛇口の閉め忘れ・ガス栓閉め忘れをなくすのはもちろん、事務用品の再利用管理、グリーン購入を行うなど、小さなことの積み重ねが大きな効果を発揮するという考えのもと、従業員一人一人が当事者意識を持って取り組むよう徹底しています。
社内の情報共有にはグループウェアを活用し、ペーパーレス化、情報伝達の効率化を図っています。また、事業活動における電気消費量、社用車燃料の削減についてはデータを取りながら常に見直しを行い、その後の改善に生かしています。

エネルギー資源の有効活用にあらゆる努力を

地球環境に配慮した食品会社のあり方を追求

「環境保護」に向けた活動は今や世界共通のミッション。近年の海洋プラスチックゴミ問題を考慮し、おせち料理や仕出し、お弁当に不可欠な食品容器は、現状プラスチックから環境負荷の少ない素材を使用するものへと徐々に移行しつつありますが、これを2030年までに30%削減することを目指しています。同時にグリーン購入に対して常にアンテナを張り、より環境負荷の少ない容器や包装資材に関する情報を集め、検討しています。ケータリングでは回収可能な容器を積極的に採用することでゴミゼロを目指します。
また、従業員にはゴミの削減、分別の意識づけ教育を行うほか、製造に伴う廃油に関しては適切な油処理を行ったのちに廃棄することを徹底しています。

地球環境に配慮した食品会社のあり方を追求

安心・安全で健康に配慮した「食」への責任

お客様に安心・安全な食を届ける。その方法の一つとして導入した急速冷凍機の技術は、食の細胞を壊さないため調理したてのおいしさをキープできるだけでなく、保存のために濃い味付けにせざるを得なかった料理を薄味に仕上げることができ、塩分や甘さを控えて健康に配慮した料理をお客様に届けることを可能にしました。今後は合成着色料や保存料不使用にも目を向け、より安心・安全な「食」の提供を目指します。
また、製造の現場ではISO14001、ISO9001、HACCPに基づき、衛生的な生産環境づくりを徹底・実践しています。

安心・安全で健康に配慮した「食」への責任

女性にとって働きやすい職場環境の整備

生産工場、ケータリングでの現場対応など、「食」に関わる職場には女性の活躍が不可欠で、当社の従業員の約6割は女性が占めています。それに対して、女性マネージャーの比率は現状8%。これを今後、2025年までに20%へと引き上げていきます。

女性パート従業員たちの多くは子育てや家庭と仕事の両立を目指しており、個々の生活スタイルに合わせた短時間勤務を希望する人が多い状況にあります。これには計画的な生産体制を整えることで、従業員のニーズすなわちライフワークバランスのとれた労働スタイルを実現。特におせち料理のシーズンは長時間労働が常態化していましたが、急速凍結機の導入により計画的な生産=計画的な働き方が可能となりました。短時間でのシフト体制は疲労緩和にも役立ち、ミスの撲滅にも繋がっています。

女性にとって働きやすい職場環境の整備

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