赤ちゃんの生後100日頃というと約3カ月。自分とパパの夫婦ふたりの時の3カ月、赤ちゃんがママのお腹の中にいる時の3カ月、そして赤ちゃんを出産してからの3カ月。大人になるとあっという間に過ぎる3カ月でも、赤ちゃんはすくすくと成長し生後100日目にはお祝い行事のお食い初めを行います。おじいちゃんおばあちゃんをはじめ、赤ちゃんの誕生は周りの大人にたくさんの笑顔を運んでくれます。お食い初めもそんな笑顔溢れるお祝いにできるといいですね!
では実際お食い初めのお祝いをやる、となったら誰を呼べばいいのでしょうか?おじいちゃんおばあちゃんは呼ぶとしても、自分の兄弟は、、?大勢でお祝いしなくても自分達だけでもいいんじゃないの?など初めての事は分からない事が沢山。楽しくお祝いできるように、詳しく説明していきます。
赤ちゃんが生後100日目を迎える頃に行われるお祝いの儀式です。生後110日、120日目に行う地域もあり、赤ちゃんやママの体調を見ながら日程を決めます。儀式には赤ちゃんが「一生食べ物に困らないように」といった願いが込められており、赤ちゃんに和食の基本である一汁三菜のお祝い用のお膳(祝い膳)を食べる真似をさせます。儀式が終わった後は、使用したお膳を参加者が食べるのが一般的です。また、お食い初めの儀式後は、集まった参加者と会食を行うことが多いようです。地域によってはお食い初めではなく、百日祝い(ももかいわい)や箸揃え(はしそろえ)などと呼ばれることもあります。
お食い初めは、一般的に家族でのお祝い事とされていて、古くは親戚や親しい知人を大勢招いて祝うものでした。しかし近年では、赤ちゃんの親の兄弟や父母、祖父母などの近親者のみを集めて行われる場合が多く、その他には家族だけでお祝いをする事もあります。特に決まりはありませんので、親戚や友人などを招待して盛大にお祝いしても良いでしょう。
お食い初めは赤ちゃんの今後の幸せを願うもの。そんな場では出来るだけ招く側も招かれる側も気を使いたくはないものです。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、お食い初め当日になる前にマナーは一通り確認しておきましょう。
まずは参加してくれた兄弟や祖父母、親族へ個別に挨拶して感謝の気持ちを伝えましょう。大人数で開催する場合は、儀式を行う前に、フォーマルな挨拶をする場合があります。特に決まりはないですが、パパが挨拶をすることが多いので、事前に少し挨拶の文章を考えておくのがいいかもしれません。親戚や友人を招待する場合は、招待状を出すことが望ましく、相手との関係性によっては畏まった内容でなくても構いません。赤ちゃんの写真を添えたフォトレターなどを贈ると喜んでもらいやすいようなので、お気に入りの写真を何枚か選んでおくといいでしょう。
お食い初めのお祝いの席に呼ばれた場合には、お祝い金やプレゼントを用意するのが一般的です。お祝い金の相場は地域によって異なりますが、食事代を目安にすると良いでしょう。そのお金は、お祝い用ののし袋や水引のついた祝儀袋に入れて、お食い初めの当日か前日に渡すのが望ましく、お祝いの品を用意する場合はこれからの育児に必要なものや赤ちゃん向けの贈り物を選ぶようにしましょう。離乳食に使用できる食器セットや銀のスプーンもおすすめです。その品物に御祝ののしをかけるといいでしょう。
お食い初めに兄弟や親戚を招待する場合には、主催する側だけの都合だけで決める訳にはいきません。日程や場所など、完全に決める前に一言相談できるといいですね。
赤ちゃんの生後100日前後に行うお食い初めの儀式ですが、参加者の都合が付きやすい日程を選ぶのも重要です。ちょうど100日目でなく、時期をずらしても良いですし、季節や天候、赤ちゃんやパパ・ママの体調も考慮して決めましょう。お祝い事なので、大安吉日など縁起の良い日を選ぶことも多いですが、決まりではないのでよく相談しておきましょう。遠方から集まる親戚が集まってくださる場合は、お食い初めとお宮参りを同時に行うこともあります。参加者が決まった段階で早めに日程を相談するようにしましょう。
集まった参加者と会食を行う場合、人数分の料理を用意する必要があります。参加者が多く料理を用意するのが難しい場合は、仕出しセットを人数分注文すれば手間をかけずに豪華になりますので検討してみましょう。お住まいの地域の仕出し屋にもよるかと思いますが、祝い膳と食器や飾りがセットになっているものもあるので便利です。お食い初めは赤ちゃんにとっての一生に一度のイベントですので、親も一緒に無理なく楽しみながらお祝いすることが大切です。仕出しセットを注文することで、準備にかかる負担を軽減でき、お部屋の装飾などに時間を回せるので、家族と相談してみましょう。自宅の他にホテルやレストラン、料亭を予約してお食い初めを行う家庭もあります。
親戚の集まりが頻繁にないご家庭もあるかもしれませんが、お正月の年に一度、久しぶりに会って食事をする付き合い、というのも寂しいですよね。赤ちゃんはたくさんの笑顔を家庭に運んできてくれる大切な存在です。赤ちゃんが生まれてから会えてない親戚の方には、お披露目のいい機会としてお食い初めの席にご招待できるといいですね。おじいちゃんおばあちゃんにしても、何人ものお孫さんに会えるのも嬉しいと思いますし、他に子供がたくさん集まっていとこ同士の交流、というのも微笑ましいですね。
お食い初めで使う「歯固め石」とは?入手方法と正しい使い方
お食い初め、おめでとう!儀式の基礎知識とお祝いメッセージの例
お食い初めの魚は鯛がいい?選び方や調理・盛りつけのポイント
お食い初めを祝うプレゼントの選び方|お祝い金を贈る場合の相場は?
お食い初めで挨拶は必要?親族一同を前に恥をかかない感謝の伝え方
お食い初めにたこを使う理由|赤ちゃんの健やかな成長との関係は?
お食い初めでいただくお祝い金の相場と、失礼にならないお礼の仕方
お食い初めは誰とお祝いする?みんなが喜ぶ3つのパターン
お食い初めのときに赤ちゃんが着るドレスとは?衣装の種類と選び方
祝い箸の基礎知識|さまざまな呼び名の由来と正しい使い方
お食い初めのメニュー|それぞれの料理に込められた深い意味とは?
お宮参りとお食い初めの違いとは?一緒に行うメリットと注意点
お食い初めは男の子と女の子でどう違う?食器や服装などを比較
お食い初めの鯛はどのように準備すればいい?焼き方と飾りつけも解説
お食い初めに必要な食器とは?男の子、女の子の違いと準備のポイント
お食い初めの準備はいつからするといい?必要なものと主な献立
お食い初めで赤ちゃんに食べさせる順番とは?献立例と儀式の流れ
お食い初めの料理に必要な飾り付けとは?何を用意すればいいの?
お食い初めを自宅で行うメリットと料理以外に準備するもの
お食い初めのやり方とは?必要な料理の意味と地域別の特徴
お食い初めはいつ、どこで行うの?基礎知識と準備に必要なもの
お食い初めのマナー|滞りなく儀式を行うために覚えておきたいこと
お食い初めで使う食器の並べ方|男の子・女の子用の特徴とは
お食い初めは自宅と外食、どちらがいい?お店で行うときの注意点
創業大正13年の歴史ある正直屋グループは、ケータリング、仕出し、パーティー・法事料理・おせち料理など、幅広く対応しております。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはいつでも承っております。
Copyright © 正直屋グループ All Rights Reserved.