親戚などのお食い初めに招待された方は、お食い初めの時に贈り物をした事があるかもしれませんが、初めてお食い初めに参加する方は、お食い初めの儀式自体がどういう物かが分かりませんよね。そこで今回は、まだ身近な赤ちゃんがお食い初めをしてなくても参加した時に困らないように、いつかの時に備えてどういった品物が喜ばれるのか少しだけ覚えておきましょう。また、お食い初めのお祝いに既に招待されている方はお祝い品のご用意は済んでいますか?まだ用意していない方はぜひ参考にしてください。
お食い初めには誰が招待されるの?
お食い初めは家族だけでやる場合もありますが、親戚や赤ちゃんの従兄家族を招待する場合もあります。
いつご招待いただいても、困らないように予習しておけると安心ですね。
そもそもお食い初めとは
お食い初めとは、日本の古くからの伝統行事で赤ちゃんの生後100日前後、または110日~120日頃に行うお祝いの儀式です。赤ちゃんが将来「一生食べ物に困りませんように」という願いを込めて行われ、豪華なお食い初め料理を赤ちゃんに食べさせる真似をします。その後に「丈夫な歯になりますように」という願いを込めて、歯固めの石と呼ばれる小石を使用して歯固めの儀式も一緒に行います。お食い初めの儀式に必要なものは、尾頭付きの鯛をはじめとした一汁三菜のお祝い料理、漆器などの食器、祝い箸、歯固め石を準備できるといいでしょう。
そのお食い初めの集まりをご親戚への赤ちゃんのお披露目と兼ねる人もいるようです。
お食い初めに招待される人
最近のお食い初めはパパ・ママ・赤ちゃんの家族で行ったり、両家のおじいちゃんおばあちゃんをご招待するパターンが一般的です。その他にもママやパパの兄弟の親戚の方を招待したりもします。中には、親戚の方は遠方に住んでいて参加が難しそう、という方もいらっしゃるかもしれませんが、招待だけはしてみるといいですね。
お食い初めのお祝いの仕方
お食い初めに招待されて、いざお祝いしようとなってもその場にいるだけでいいの?とか、いまいちよく分からないですよね。お食い初めに招待された方は、お祝いの品を持っていくのが一般的です。そのお祝い品について簡単にご紹介します。
お食い初めのお祝いで贈るもの
結婚祝いや出産祝いなど、お祝い金をいただいた方もいるかと思います。お食い初めも同じでお祝い金を用意するのが一般的です。結婚式のご祝儀は友人なら¥30,000など相場がありますが、お食い初めのお祝い金は¥5,000~¥10,000が相場となります。この金額は食事会のご飯代が目安となっています。お祝いに参加する場合には持参しましょう。お祝い金ではなく、他の贈り物を用意する場合にはママや赤ちゃんが喜びそうなお祝い品を用意しましょう。何を渡したら良いかわからない場合は金銭でのお祝いが無難かと思います。
欠席する場合の対処法
お祝いの場に残念ながら出席できない場合も、お祝いを送ると喜ばれます。その時にもお祝い金やお祝いの品を贈ります。その時にメッセージを添えて一緒に送ると喜ばれるでしょう。
お祝い品の選び方と例
日本では1年中イベントや行事があり、その時々に合ったプレゼントを用意したり、おもてなしをしたりする事もあると思います。プレゼントを贈る側がかわいい、これを使って欲しいな、と思う物をプレゼントするのももちろん良いですが、すでに同じような品を持っていたり、赤ちゃんのママの好みと合わない、なんて事もあるかもしれませんので、失敗しない為にも下調べはしておきましょう。ではお食い初めの時にはどんなプレゼントがいいのか選び方をご紹介致します。
お祝い品の選び方
これから育児に必要になるものを選ぶと良いでしょう。赤ちゃんが遊んで口に入れたり、落としてしまったりしたときに割れない素材・こわれない素材の怪我をする恐れのない物を選ぶといいでしょう。
お祝い品の例
・ぬいぐるみ
赤ちゃんのおもちゃになるのでおすすめです。赤ちゃんがにぎりやすい細長い形のものや、ぬいぐるみの中に鈴などが入った音の鳴るもの、肌触りの良い生地でできたぬいぐるみが良いでしょう。お家で遊ぶ時はもちろん、ベビーカーでお散歩する時にも使用できます。
・スプーン
銀のスプーンはフランスなど海外でお食い初めの贈り物として定番の品です。最近では日本でも赤ちゃんの名前が刻印されたスプーンを贈る方も増えているようです。銀の素材の他にも、木のぬくもりが感じられる木の素材や竹の素材で出来たナチュラルな雰囲気のスプーンも、赤ちゃんが手に持ちやすいような形になっていて離乳食にも使えることもあり人気があります。
・スタイ
普段から使用するスタイはデザインも豊富で赤ちゃんの贈り物に人気です。しかし、お食い初めの贈り物としてプレゼントするのであれば、せっかくならお祝い当日に着用できるちょっと豪華なデザインの物だと喜ばれます。お食い初めの時は写真を撮るかと思いますので、自分がプレゼントしたスタイが記念写真に残るのは嬉しいですね。
・食器
生後100日前後の赤ちゃんは数カ月したら離乳食もスタートします。その際に使用できる、食器のセットなども人気があります。様々なブランドから赤ちゃん用の食器も販売されていますので、ママが好きなブランドを知っていれば、喜ばれるはずです。しかし、赤ちゃんが実際に使用するので、落として割れないものや軽いプラスチック素材の物など色々と検討してみましょう。
・おむつ
おむつは赤ちゃんが毎日使用するものなので、サイズが合う物なら何枚あってもママは嬉しいはずです。出産祝いのイメージもあるおむつケーキには、スタイやぬいぐるみが一緒になっているものもありますので、色々探してみるといいでしょう。おむつのメーカーによりサイズが微妙に違いますし、赤ちゃんに合う・合わないがある為、事前におむつのサイズなども聞いておけるといいですね。分からない場合は多様なサイズのおむつが入っているおむつケーキがおすすめです。
赤ちゃんとパパ・ママに喜んでもらうために
お祝い品を用意するのは簡単ではないかと思いますが、迷った時は、お子様がいらっしゃるママやパパに実際に貰って嬉しかったプレゼントを聞いてみたり、実際の育児に役に立っている物、あったら便利だなと感じているものを聞いてリサーチしましょう。その候補の中から選ぶのもひとつの方法です。せっかくなら選んだプレゼントを喜んで欲しいのは皆さん同じ気持ちですよね!赤ちゃんがすぐに使い始められる物から、大きくなってからも使える物まで様々ですので、いろんなお店を見に行ったり、いろんな人の意見を参考に出来るといいですね。